関連するページを見るにはこのグラフ図を利用してください.
応用分野: 余事象の確率確率の積の法則独立試行の確率期待値の求め方(期待値の定義)確率変数条件付確率

確率の定義

事象Aの起こる確率とは,

P( A )=   事象Aの起こる場合の数     
起こりうるすべての場合の数   

ただし,各根元事象が同様に確からしい1つの試行とする.

同様に確からしいとは生じる割合が等しいことを意味する.

 

■事例による説明

 一つのサイコロを投げて偶数の目が出る確率を求めよ.サイコロの目の出方は同様に確からしいとする.

この場合,

  試行は一つのサイコロを投げてということ,

  事象は偶数の目が出るということ

である.

 起こりうるすべての場合の数は,出る目が1,2,3,4,5,6の6通りであるので6ある.

 偶数の目が出る場合の数は,出る目が2,4,6の3通りであるので3ある.

 よって,偶数の目が出る事象をと名前をつけると,求める確率は,

P (偶) = 3 6 = 1 2

となる.

ホーム>>カテゴリー分類>>確率>>確率:確率の定義

初版:2004年7月1日,最終更新日: 2013年10月10日

[ページトップ]

金沢工業大学

利用規約

google translate (English version)