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余事象の確率

事象Aの余事象の確率 P( A ¯ ) は,事象Aの起こる確率を P ( A ) とすると

P( A ¯ )= 起こりうるすべての場合の数−事象Aの起こる場合の数
起こりうるすべての場合の数

= 1P( A )

となる.

■用語の説明

余事象:あることが起こる事象に対して,あることが起こらない事象のこと.事象Aに対して事象Aの余事象は A ¯ と表す. 例えば事象Aの余事象 A ¯ は全事象から事象Aを除いたものである.

■事例による説明

サイコロを3回投げて少なくとも1回1の目が出る確率をもとめよ.
これは,3回とも1以外の目が出る余事象と考えれば簡単に求めることができる.

0以外の目の出る確率は 5 6 である.

サイコロを投げる試行は独立試行であるので3回とも0以外の目が出る確率は

5 6 × 5 6 × 5 6 = 125 216

となる.

よって,求める確率は

1 125 216 = 91 216

となる.

このように少なくとも・・・・・・の確率を求めよ」とあれば余事象を考えてみよう.

 

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最終更新日: 2024年3月25日

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