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事象Aの余事象の確率 は,事象Aの起こる確率を とすると
起こりうるすべての場合の数−事象Aの起こる場合の数 | |
起こりうるすべての場合の数 |
となる.
余事象:あることが起こる事象に対して,あることが起こらない事象のこと.事象Aに対して事象Aの余事象はと表す. 例えば事象Aの余事象は全事象から事象Aを除いたものである.
サイコロを3回投げて少なくとも1回1の目が出る確率をもとめよ.
これは,3回とも1以外の目が出る余事象と考えれば簡単に求めることができる.
0以外の目の出る確率は である.
サイコロを投げる試行は独立試行であるので3回とも0以外の目が出る確率は
となる.
よって,求める確率は
となる.
このように「少なくとも・・・・・・の確率を求めよ」とあれば余事象を考えてみよう.
最終更新日: 2024年3月25日