事象Aの起こる確率 は
事象 の起こる場合の数 | |
起こりうるすべての場合の数 |
となる.ただし,各根元事象が同様に確からしい1つの試行とする. 同様に確からしいとは生じる割合が等しいことを意味する.
一つのサイコロを投げて偶数の目が出る確率を求めよ.サイコロの目の出方は同様に確からしいとする.
この場合
試行は一つのサイコロを投げてということ
事象は偶数の目が出るということ
である.
起こりうるすべての場合の数は,出る目が1,2,3,4,5,6の6通りであるので6ある.
偶数の目が出る場合の数は,出る目が2,4,6の3通りであるので3ある.
よって,偶数の目が出る事象を偶と名前をつけると,求める確率は
(偶)
となる.
最終更新日: 2024年4月6日