図のように,質量 の人が,静止した質量 のエレベータの中に立っていた.時刻 からこのエレベータはロープから鉛直上向きで大きさ の張力を受けて,時刻 まで鉛直上向きに等加速度直線運動をした.時刻 からエレベータは時刻 での速度のまま 等速直線運動をはじめた.ここで,重力加速度の大きさを とし,空気抵抗は無視できるものとする.
右図のように, 軸に沿って直線運動する質量 の物体に,物体の速度 に比例する粘性抵抗力 ( :正定数)のみが作用する場合について,以下の問に答えよ.
右図のように, 軸の正の向きに沿って直線運動する質量 の物体に,物体の速度 の 乗に比例する慣性抵抗力 ( :正定数)のみが作用する場合について,以下の問に答えよ.
時刻 で質量 の物体 を水平に対して角度 の方向に初速度 で投げる(斜方投射). 投げた地点を原点とし水平方向を 軸,鉛直上向きを 軸とする.また,原点から 方向へ距離 ,高さ の所から時刻 で質量 の物体 を初速度 で自由落下させる.物体 の 座標および 座標はそれぞれ , ,物体 の 座標は とする.空気抵抗は無視できるものとし,重力加速度を とする.
地上から の高さの位置から,質量 の羽と質量 の鉄球を同時に落下させた.空気抵抗を無視するとき,次の問いに答えよ.
風のない空気中を質量 の雨滴が落下している.鉛直下向きを 軸正の向きとすると,雨滴は,速さ に比例する大きさ の抵抗力を, 軸負の向きに受けながら落下している.雨滴の初速度を ,重力加速度の大きさを として,以下の設問に答えよ.
図のように,長さ の伸縮しない軽い糸に質量 の小球をつけて,振幅の小さな振動をさせる.重力加速度の大きさを とすると,小球が鉛直線から角 だけずれたとき,小球に作用する力の軌道の接線方向成分は
である.このとき,原点Oからの小球の移動距離(弧の長さ)は であるので,小球の加速度の接線方向成分は
と表せる.以下の問に答えよ.
ある球(質量 ,半径 ,慣性モーメント )が,水平からなす角 の斜面の上を転がりながら落下した(図1).球がざらざらした斜面から受ける摩擦力を ,垂直抗力を ,球の重心の加速度を ,回転の角加速度を ,重力加速度の大きさを とする.