
図1のグラフの関数を表すために図に目盛りを入れてみた.この場合,グラフを表す関数は,
・・・・・・(1)
ただし, ,
となる.(1)を で積分すると
・・・・・・(2)
ただし, , , は積分定数
となる.図1の情報だけだと,積分定数の値を定めることはできない.(2)より,各区間の関数は1次関数,すなわち,直線になっている.選択肢はいずれも各区間が直線になっているが,各区間の直線の傾きが異なる.よって,(2)の結果より,各区間の直線の傾きが(2)を満たすものを選べばよい.
以上より,答えは1となる.
式を使わずに説明すると
図1より,各区間で微分したものが一定の値になっていることより,各区間の関数は1次関数であることが分かる.そして,その傾きが,正→負→正,に変化しているもとの選ぶとよい.
以上より,答えは1となる.