複素数の積
複素数の積は
絶対値は積に,
偏角は和
になる。 これを図で示すと下の図のようになる。この特徴を図形問題に応用する場合が多い。
1.図形の回転
複素平面上に描いた図形の各点を示す複素数に,絶対値が1で偏角がの複素数を掛けると,図形を回転させることができる。
2.図形の拡大/縮小
複素平面上に描いた図形の各点を示す複素数に,絶対値が偏角がの複素数を掛けると,図形を倍にすることができる。
3.図形の回転+拡大/縮小
複素平面上に描いた図形の各点を示す複素数に,絶対値が偏角がの複素数 を掛けると,図形を回転させ,かつ倍にすることができる。
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