1.(4) の解説1

1.(4) の解説1

まず2次関数 y=2 ( x2 ) 2 +4 ぐラフの拡大,平行を表す式

  yb d =f( xa c )

の形に変形し,拡大及び平行移動量を計算する。

以下に計算式を示す。

  y4=2 ( x2 ) 2 y4 2 = ( x2 ) 2 y4 2 = ( x2 1 ) 2  

と変形する。この式と,

  yb d =f( xa c )  

を比較することにより,2次関数 y=2 ( x2 ) 2 +4 のグラフは, y= x 2 のグラフを原点を中心に x軸方向に1倍(変化なし), y軸方向に−2倍拡大した後, x軸方向に2, y軸方向に4平行移動したものであることがわかる。

また,変形方法を変えて,

  y4=2 ( x2 ) 2 y4 1 = ( x2 ) 2 1 2 y4 1 = ( x2 1 2 ) 2  

と変形すると, 2次関数 y=2 ( x2 ) 2 +4 のグラフは, y= x 2 のグラフを原点を中心に x軸方向に 1 2 倍, y軸方向に−1倍拡大した後, x軸方向に2, y軸方向に4平行移動したものであることがわかる。

このように,式の変形の仕方によりグラフの変形方法が異なる。しかし,結果として得られるグラフの形状は同じになる。


解答1
ヒント1
2次関数のグラフのTOPへ戻る