2つの電荷 , があり,それぞれ位置 , に静止しているとする. このとき,これらの電荷の間に働く力(クーロン力)は電荷の積 に比例し,その距離の2乗に反比例する.これを クーロンの法則 (Coulomb's law) と呼ぶ.力のベクトルは2つの電荷を結ぶ直線上にあり,電荷が同符号 の場合は斥力,異符号 の場合は引力となる.
・・・・・・(1)
と表すことができる(図は電荷が同符号の場合).ここで, は電荷間の距離, は電荷 から電荷 に向かう方向を持つ単位ベクトルである.また,(1)式の は比例定数であり,真空中では真空の誘電率 を用いて で与えられる.
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学生スタッフ作成
2025年2月20日