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軸上を単振動する質量 の質点には,その位置 に比例した復元力 ( :正定数)が作用し,運動方程式は
······
と表される.この質点に時間的に変動する外力 が作用する場合を考えると,その運動方程式は
······
となる.これが強制振動の従う運動方程式であり,一般に,強制振動において外力 は周期的(振動的)な力を考える.
式において, を導入して整理すると,定数係数の2階非同次線形微分方程式
······
が得られる. は単振動の固有角振動数である.この微分方程式を解くと,一般解が
( , :任意定数) ······
のように,単振動(右辺第1項目)と外力 により強制的に引き起こされる変動 との和(重ね合わせ)として求まる.ここで, は
である( は任意定数を含まないので,上式の積分では積分定数を考慮する必要はない).
ここで,外力が
( , :定数) ······
のように角振動数 で周期的に変動する場合を考えると, 強制振動項は, であれば
······
となる.上式は, のとき外力と同位相となり, のとき逆位相となる(位相が だけずれる).一方, であれば,式は発散してしまうため,この場合は
······
で表される.この式から分かるように,時間の経過とともに振動の振幅が に比例して増大する(共振).
外力が式で与えられる場合について,外力の角振動数 を変化させたときの解のグラフを以下に示す.ここで,式の初期条件として , を考え,それを満たす解
( ) ······
について, を一定に保ってグラフを描画した.
が 近いと,うなりのような現象が生じることがわかる.
については,式を用いて,初期条件を満たす解は
······
となり,そのグラフは下図となる(中段のグラフ).上段と下段のグラフは と が近いときの状況を式で描いたグラフである.
のときは,時間の経過とともに振動の振幅が に比例して無限に増大する.
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最終更新日:2026年1月24日