管内の気柱の振動について,気柱の固有振動が起こっているとき,開いている管口(開口端 : free end)における定在波の腹の位置は,実際には管口よりわずかに外側に出ており,管口からその腹の位置までの距離を 開口端補正 (end correction) という.
閉管 (closed pipe) では開いている側の端で,開管 (open pipe) では両端で,開口端補正を考慮する必要がある.また,開口端補正は近似的に管の半径に比例し,通常,常に一定とみなして考えることが多い.
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最終更新日:2025年11月14日