次の条件式を満たす a , b を求めよ.
y= e x + e −2x , y ″ +3a y ′ +by=0
a = 1 3 , b =−2
第2次導関数を求め,代入して解く.
y = e x + e − 2 x
y ′ = e x − 2 e − 2 x
y ″ = e x + 4 e − 2 x
これらを, y ″ +3a y ′ +by=0 に代入する.
( e x + 4 e − 2 x ) + 3 a ( e x − 2 e − 2 x ) + b ( e x + e − 2 x ) =0
e x + 4 e − 2 x + 3 a e x − 6 a e − 2 x + b e x + b e − 2 x =0
( 1+ 3 a + b ) e x + ( 4 − 6 a + b ) e − 2 x =0
e x ≠ 0 , e −2x ≠0 より上の方程式が変数 x に対して常に成り立つためには, e x , e −2x の係数が0でなければならない. すなわち,連立方程式
{ 1+3a+b=0 4−6a+b=0
が成り立たなくてはならない.この連立方程式を解くと
a = 1 3 , b = − 2
となる.
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最終更新日: 2023年10月9日