行列 が を満たすとき, , の値を求めよ.
■解説
, とおく.
行列 について,ケーリー・ハミルトンの定理より
が成り立つ.
よっ
・・・・・・(1)
(1)を
・・・・・・(2)
に代入する
・・・・・・(3)
となる.
のとき
(3)から
[2] のとき
(3)から
・・・・・・(4)
となり
・・・・・・(5)
とおくと
・・・・・・(6)
となる.(6)を(2)に代入すると
が得られる.よって
となる.これを解くと
が得られる.したがって
となる.
以上より
となる.
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最終更新日: 2016年12月3日