と置換する方法
■問題
次の問題を積分せよ(不定積分).
■答
(
は積分定数)
あるいは
でもよい.
■ヒント
置換積分法より
・・・・・・(1)
基本となる関数の積分 より
・・・・・・(2) (
は積分定数)
の公式を用いる.
■解説
・・・・・・(3)
とおいて,置換積分する.置換積分の詳細は置換積分法を参照
→
・・・・・・(4)
(
を微分すると
になるのは,ここ を参照)
(3),(4)
を用いて置換積分をする.
(−を積分記号
の前に移せるのは,不定積分の基本式を参照)
方針の公式(2)にを用いる.
はじめに(3)とおいているので,元に戻す.
これは,2倍角の公式によって求まった答
と異なっているが,
を変形すると
になる.
半角の公式の
2
番目の式より
ここで,
も任意の定数となるので,
を改めて
とかき直す.
よって,このことから,
とおいて置換積分する方法でも解くことができる.
■確認問題
求まった答え
,
を微分し,積分前の式
に戻ることを確認しなさい.
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学生スタッフ作成
最終更新日:
2025年3月7日