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組み立て除法の具体例

の商と余りを組み立て除法で求める.

手順を以下に示す.⇒筆算と組み立て除法の比較

ステップ1   で割る場合,左上端に2を記入し _| で囲む.
の各次数の項の係数定数項と右隣りに記入する.
以下のステップでA,B,C,D,E,F,Gの順に数値を記入していく.  
ステップ2 最高次数の の係数の2をAのところに記入する. 
ステップ3 左上端の2とAのところに記入した2をかけた値をBのところに記入する. 
ステップ4 の係数の−7とBのところに記入した4の和をCのところに記入する.
ステップ5 左上端の2とCのところに記入した−3をかけた値をDのところに記入する.
ステップ6 の係数の7とDのところに記入した−6の和をEのところに記入する.
ステップ7 左上端の2とEのところに記入した1をかけた値をFのところに記入する. 
ステップ8 定数項の3とFのところに記入した2の和をGのところに記入する.

ステップ8の下段の左から2,−3,1が商の2次式の項の係数と定数項,すなわち商は になり,右下端の5が余りになる.

式で表わすと,

となる.

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最終更新日: 2023年7月14日