まず,
を,
と変形し,グラフの拡大,平行移動を示す式,
と比較すると,のグラフは,
のグラフを原点を中心に
軸方向に1倍(変化なし),
軸方向に
倍拡大した後,
軸方向に2平行移動したものであることがわかる。
また,変形方法を変えて,
と変形すると,のグラフは,
のグラフを原点を中心に
軸方向に
倍,
軸方向に−1倍拡大した後,
軸方向に2平行移動したものであることがわかる。
このように,式の変形の仕方によりグラフの変形方法が異なる。しかし,結果として得られるグラフの形状は同じになる。