まず2次関数
をぐラフの拡大,平行を表す式,
の形に変形し,拡大及び平行移動量を計算する。
以下に計算式を示す。
と変形する。この式と,
を比較することにより,2次関数
のグラフは,
のグラフを原点を中心に
軸方向に1倍(変化なし),
軸方向に−2倍拡大した後,
軸方向に2,
軸方向に4平行移動したものであることがわかる。
また,変形方法を変えて,
と変形すると, 2次関数のグラフは,
のグラフを原点を中心に
軸方向に
倍,
軸方向に−1倍拡大した後,
軸方向に2,
軸方向に4平行移動したものであることがわかる。
このように,式の変形の仕方によりグラフの変形方法が異なる。しかし,結果として得られるグラフの形状は同じになる。