科学的表記法とは,数値を
という形で表す方法のことである. を仮数( TeXに変換設定していない数学記号や,特殊文字が含まれています。今後直していきます。 ), (整数)を指数といい,仮数 の桁数が有効数字の桁数を表す.
科学や工学の分野では,非常に大きな数や小さな数を扱う場合があり,科学的表記法はそのような数値を表す際に便利である.
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科学や工学の分野では,非常に大きな数や小さな数を扱う場合があり,科学的表記法はそのような数値を表す際に便利である.例えば,炭素原子1個の質量は有効数字3桁で
0.0000000000000000000000199
であるが,0 が沢山並んでいて 199 の 1 が小数点第何位なのかがパッと見て分かり難い.これを科学的表記法で表すと
1.99
となり,199 の 1 が小数点第23位であることがすぐに分かる.これを 国際単位系(SI) かつ科学的表記法で表すと,1 は なので,1.99 となる.
また,太陽から地球まで距離は約 149600000 であるが,この場合どこまでが有効数字なのかが分かり難い.これを,1.496 と表すことにより,有効数字が4桁であることを明確に示すことができる.SI かつ科学的表記法で表すと,1.496 となる.
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最終更新日:2025年9月18日