円の接線の方程式
原点を中心とする半径
a の円周上の点P
(
x
0
,
y
0
)
における接線の方程式は,
x
0
x+
y
0
y=
a
2
である. ■導出計算 円の方程式は,
x
2
+
y
2
=
a
2
である.この両辺を x で微分すると,
2x+2y
dy
dx
=0
となり,
dy
dx
について整理すると,
dy
dx
=−
x
y
よって,P点での傾きは,
−
x
0
y
0
となる.
以上より,点Pにおける接線の方程式は,
y−
y
0
=−
x
0
y
0
(
x−
x
0
)
となる.この接線の方程式を更に以下のように変形する.
まず,両辺に
y
0
を掛けて,
y
0
(
y−
y
0
)=−
x
0
(
x−
x
0
)
x
0
x+
y
0
y=
x
0
2
+
y
0
2
x
0
2
+
y
0
2
=
a
2
より,
x
0
x+
y
0
y=
a
2
となり,上で示した接線の方程式が得られた.
ホーム>>カテゴリー分類>>微分>>接線の方程式>>円の接線の方程式 最終更新日:
2015年6月2日
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