母集団からいくつかの標本を無作為に取り出し,これらの標本から,母平均,母分散などの母数を,ある一つの値として推定することを点推定という.
母集団から大きさ の標本 , ・・・ を取り出したときの未知の母数 の推定量
・・・・・・(1)
を使って母数 の点推定について説明する.
母集団から大きさ の標本 , ・・・ を取り出し,それそれの具体的な値(実現値)が , ・・・ とすると
, ・・・ ・・・・・・(2)
となり,(2)を(1)に代入して得られる
が推定量 の推定値となる.このように,推定量から具体的な推定値を求めることを点推定という.
最終更新日: 2024年6月4日