2次方程式 において
を判別式といい.この D の値で2次方程式の解の個数を判定する.
| D の値 | 解の個数 |
| D >0 | 異なる2つの解 |
| D =0 | 1つの解(重解) |
| D <0 | 解なし(実数解なし) |
は下に示す解の公式の青色の部分にある.
D の値によって2次方程式の解の数が変わる.
解は,
で異なる2つの解を持つ.

解は,
で1つの解をもつ.

解の公式のルートの中が負となり解(実数解)を持たない .

の係数が偶数の場合,2次方程式を
と表すと,判別式 は
となる.この式を書き換えて
とすると,式が簡単にる.
そのため,別式 の代わりに を用いる場合もある.
最終更新日: 2025年10月17日