2次関数の最大と最小(範囲指定あり)

x の範囲に指定がある場合の2次関数の最大・最小

2次関数 y = a ( x p ) 2 + q について考える.

x の指定範囲(変域) x 1 x x 2 頂点 x 座標(軸)の位置関係に注意して最大値,最小値を求める.その場合, a が正,負においてそれそれ以下に示す5つの場合が考えられる.

a > 0 の場合 

(右図参照,変域は x 1 x x 2 とする.)

x 2 < p の場合

x 1 で最大, x 2 で最小となる.

x 1 < p x 2 かつ x 1 + x 2 2 < p の場合

x 1 で最大, p で最小となる.

x 1 + x 2 2 = p の場合

x 1 x 2 で最大, p で最小となる.

 

x 1 < p x 2 かつ p < x 1 + x 2 2 の場合

x 2 で最大, p で最小となる.

p < x 1 の場合

x 2 で最大, x 1 で最小となる.

a < 0 の場合 

グラフが上下対称になるので, a > 0 の場合における最小値と最大値が入れ替わる.確かめて見よう.

 

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最終更新日: 2025年2月14日