( ) ・・・・・・(1)
より, のとき, の増加とともにグラフの接線の傾きが減少(傾きの絶対値は増加)し,減少の割合が の値で変化する.
のとき, の増加とともにグラフの接線の傾きが増加し,増加の割合が の値で変化する.
上記内容に合う選択肢を選べばよい.
以上より,答えは6となる.
実際に(1)の微分方程式を解いてみる.(1)は変数分離形の微分方程式である.(1)より
●のとき
(は任意定数)
とおくと
・・・・・・(2)
●のとき
・・・・・・(3)
が(1)の解になっている.これは,(2)において に相当する.
●(2)と(3)を合わせると
( は任意定数) ・・・・・・(4)
となる.
(4)の関数のグラフを選択するよよい.このとき, , が任意定数であることに注意すること.