概念問題 解答

微積分学 微分方程式

問題1の解答

図のグラフを表す関数は,原点を通る1次関数で,傾きが負の値である.この関数を式で表すと

y=at a<0  ・・・・・・(1)

となる.(1)をt で微分すると

dy dt =a  ・・・・・・(2)

となる.(2)をさらに t で微分すると

d 2 y d t 2 =0  ・・・・・・(3)

となる.

選択肢の1から6までのどれが,(2),(3)に当てはまるかどうかを順に検討する.

  1. (2)に対応するが, 右辺が負の定数ではなく正の定数になっているので,当てはまらない.
  2. (3)に対応するが,右辺が0になっていないので,当てはまらない.
  3. (2)に対応するが,右辺が負の定数になっていないので,当てはまらない.
  4. (2)に対応する.右辺が負の定数になっており(2)と一致するので,当てはまる.
  5. (3)に対応するが,右辺が0になっていないので,当てはまらない.
  6. (3)に対応するが,右辺が0になっていないので,当てはまらない.

以上より,答えは4となる.