正方行列A に対して,
AB=BA=E ( E :単位行列)
を満たす行列 Bを A の逆行列といい A −1 で表わす。
2行2列の正方行列 A=( a b c d ) の逆行列は,
ad−bc≠0
のとき存在し,
A −1 = 1 ad−bc ( d −b −c a )
である。