直角三角形の各辺の名称

三角関数は直角三角形を使って定義されている。
この直角三角形の各辺に呼び名がある。

直角の角と対向する辺 $3$\displaystyle{\text{AB}}$ を
「斜辺」という。
下図のように直角でない三角形の内角の一方の角度の大きさを $3$\displaystyle{{\theta}}$ とすると，

・角度 $3$\displaystyle{{\theta}}$ の角と対向する辺 $3$\displaystyle{ \text{BC} }$ を「対辺」
・角度 $3$\displaystyle{{\theta}}$ の隣にある辺で斜辺でない辺 $3$\displaystyle{ \text{AC} }$ を隣辺という。

三角関数の定義をこの辺の名称を使って表すと，

$3$\displaystyle{ \sin {\theta}= }$ 対辺の長さ/斜辺の長さ

$3$\displaystyle{ \cos {\theta}= }$ 隣辺の長さ/斜辺の長さ

$3$\displaystyle{ \tan {\theta}= }$ 対辺の長さ/隣辺の長さ

となる。
斜辺の長さが1のとき， $3$\displaystyle{ \sin {\theta} }$ の値は，

$3$\displaystyle{ \sin {\theta}= }$ 対辺の長さ/斜辺の長さ

$3$\displaystyle{\text{\hspace{5}}\text{\hspace{5}}\text{\hspace{5}}\text{\hspace{5}}\text{\hspace{5}}\text{\hspace{5}}=}$ 対辺の長さ/1

$3$\displaystyle{\text{\hspace{5}}\text{\hspace{5}}\text{\hspace{5}}\text{\hspace{5}}\text{\hspace{5}}\text{\hspace{5}}=}$ 対辺の長さ

となり，対辺の長さが $3$\displaystyle{ \sin {\theta} }$ の値になる。

詳しくはPCサイトを参照

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