a → を k 倍したものを,
k a →
と表す。 k は定数(実数)である。
右図のように k a → はベクトルでその大きさ | k a → | は a → の大きさ | a → | の | k | 倍で,ベクトルの向きは,
k>0 の場合は, a → と同じ向き ,
k < 0 の場合は, a → と逆向き ,
k=0 の場合は , a → は零ベクトル,
となる。