位置 における電荷密度を とする.空間を多数の微小領域に分割し, 番目の微小領域の体積を とすると,その内部にある電荷は と書くことができる.この電荷を点電荷とみなしてガウスの法則を適用する.
閉曲面 を考えると,その外部の電荷による(1)式の面積分への寄与は0になるので,
が得られる.分割数が大きい極限 を考えると,右辺は積分で置き換えられ,
となる.ここで,右辺の積分は閉曲面 内における空間積分である.閉曲面内の全電荷を と書くと, であるから,(1)式
を得る.
ホーム>>カテゴリー分類>>電磁気学>>ガウスの法則>>電荷が連続的に分布している場合のガウスの法則
学生スタッフ作成
2024年3月11日