全波整流回路

全波整流回路とは,交流電圧を直流電圧へ変換するためにダイオードをブリッジ接続した回路である.正(+)の電圧と負(-)の電圧で流れる電流の向きが異なるので,それぞれ説明する.

(1) +の電圧がかけられたとき
+の電圧がかけられたときの電流の流れを下図に示す.

+の電圧をかけたとき,①のダイオードは逆向きであるから電流は流れず,②のダイオードへ電流が流れる.同じく④のダイオードにも電流が流れないため,抵抗のほうへ流れる.さらに,電圧の効果で③のダイオードの方へ電流が流れる.

(2) -の電圧がかけられたとき
-の電圧がかけられたときの電流の流れを下図に示す.

-の電圧がかけられたとき,③のダイオードは逆向きであるから電流は流れず④のダイオードへ電流が流れる.同じく②のダイオードにも電流が流れないため,抵抗のほうへ流れる.最後に電圧の効果で①のダイオードの方へ電流が流れる.以上より,+の電圧と-の電圧のどちらでも,抵抗においては同じ向きに電流が流れることがわかる.


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最終更新日: 2025年11月12日