物質量

どれだけ微量な物質でも,そこには莫大な数の原子や分子が含まれているため,その個数を把握することは難しい.

そこで,質量数 12 の炭素 12 g に含まれる原子の数を基準としたアボガドロ定数 N A 6.02 × 10 23 )を用いることで,その物質の原子や分子の個数を表すことができる.つまり,あらゆる物質に含まれる原子や分子の個数は 6.02 × 10 23 個を 1 単位として考えることができる.これを物質量といい,単位はモル mol を用いる.

また,物質の種類によらず 1 mol あたりの気体の体積は 22.4 L であることが知られている.



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最終更新日: 2025年10月24日