平面鏡による物体の像

点 ${\displaystyle \text{P}}$ の位置にある物体を平面鏡 ${\displaystyle \text{M}}$ で見る場合，${\displaystyle \text{P}}$ から眼 ${\displaystyle \text{E}}$ に入ってくる光は反射の法則に従って 光路 ${\displaystyle \text{PQE}}$ を通る．このとき，眼 ${\displaystyle \text{E}}$ は ${\displaystyle \text{P}}$ からの光が光路 ${\displaystyle {\text{P}}^{\prime }\text{QE}}$ を通ってきたように見えるため，点 ${\displaystyle {\text{P}}^{\prime }}$ に物体があるものと認識する．よって， ${\displaystyle \text{M}}$ の反射面（鏡面）に関して対称な像（虚像）ができ，等倍の正立像となっている．

ホーム>>物理>>第3編　波>>第3章　光>>平面鏡による物体の像

学生スタッフ作成

2021年11月22日