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運動を 初期位置に
速度差のある2つの物体間には,速度差を減少させる動摩擦力が接触面に沿って働く.
動摩擦力 F= μ ′ N 〔N〕
μ ′ :動摩擦係数, N 〔N〕:垂直抗力
物体の質量を m 〔kg〕,重力加速度の大きさを g 〔m/s2〕とすると,水平な床の上に物体が置かれている場合,物体に働く垂直抗力は N=mg であるので,動摩擦力は F= μ ′ mg となり,この動摩擦力のみが働いている場合の物体の運動方程式は
ma=- μ ′ mg
となる( a :物体の加速度).したがって,この物体の運動は,加速度 a=- μ ′ g の等加速度運動である.
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最終更新日: 2016年2月22日