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である正項級数
において
・・・・・・(1)
が存在するとき
が存在する場合,ある
を越えると,すなわち
では
・・・・・・(2)
(
は正の任意定数)
が成り立つ.
を用いると
・・・・・・(3)
と書きかえられる.
はある自然数であるので
・・・・・・(4)
となる定数が存在する.
()
()
()
よって
とおくと,
のとき
,
のとき
よって
となる.
のとき,
は任意なので,
となる
をとることができる.
よって(5)より
となり
・・・・・・(6)
となる定数
が存在する.
したがって(3)(4)(6)より
は収束する.
のとき,
は任意なので
となる
をとることができる
のとき
ならば,
となるので
となり
・・・・・・(7)
となる.
したがって(3)(5)(7)より
となり発散する.
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最終更新日: 2023年7月27日