n 個の関数 f 1 ( x ), f 2 ( x ),⋯, f n ( x ) がある.
各々の関数に定数をかけて,足し合わせた1次結合の値が0,すなわち
c 1 f 1 ( x )+ c 2 f 2 ( x )+⋯+ c n f n ( x )=0 ( c 1 , c 2 , ⋯ , c n は定数)
が,すべての x で成り立つためには
c 1 = c 2 =⋯= c n =0
でなければならないとする.
このとき, f 1 ( x ), f 2 ( x ),⋯, f n ( x ) は1次独立であるという.
1次独立ではない場合を1次従属という.
1次従属であれば, n 個の関数は他の関数の1次結合で表すことができる.
例えば
f n ( x )= c 1 f 1 ( x )+ c 2 f 2 ( x )+ ⋯+ c n−1 f n−1 ( x ) ( c 1 , c 2 , ⋯ , c n − 1 は定数)
と表すことができる.
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学生スタッフ作成 最終更新日: 2023年6月11日