円の方程式(複素平面)

● 複素平面上において,原点Oを中心とする半径  r  の 円の方程式

 複素数を z = x + y i   とすると

| z | = r   ( r = x 2 + y 2

極形式で表すと

z = r ( cos θ + i sin θ )

となる.

 

● 複素平面上において,点C( α = a + b i  )を中心とする半径  r   の 円の方程式

複素数を z = x + y i   とすると

| z α | = r

| ( x y i ) ( a + b i ) | = r

| ( x a ) + ( y b ) i | = r

ただし, ( r = ( x a ) 2 + ( y b ) 2 )

となる.

● 複素平面において,点A( α = a + b i )と点B( β = c + d i )があり,線分ABを直径とする円の方程式

 複素数を z = x + y i   とすると

arg z α z β = ± 90 °

円周角の定理と複素数平面での2直線のなす角を参照)

あるいは

円の中心が α + β 2 ,円の半径が | α β | 2 となるので

| z α + β 2 | = | α β | 2

と表すこともできる.

 

【参考】円の方程式

 

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最終更新日 : 2025年11月25日