方程式の実数解の存在定理

方程式の実数解の存在定理

関数 y = f x が閉区間 a , b において連続で,かつ, f a f b < 0 ならば,開区間 a , b に方程式 f x = 0 の実数解が少なくとも1つの存在する.

■解説

中間値の定理において, k = 0 のときに相当する.

f a f b < 0 ならば, f a f b の符号が異なり,関数 y = f x が閉区間 a , b において連続であると, y = f x のグラフは少なくとも1箇所 x 軸と交差することになる.その交点座標の x の値が方程式 f x = 0 の実数解となる.以上の内容を以下に図で示す.

f a > 0 f b < 0 の場合

f a < 0 f b > 0 の場合

 

ホーム>>カテゴリー分類>>関数>>方程式の実数解の存在定理

最終更新日: 2025年4月25日