方程式の実数解の存在定理

方程式の実数解の存在定理

関数 y=f x が閉区間 a,b において連続で,かつ, f a f b <0 ならば,開区間 a,b に方程式 f x =0 の実数解が少なくとも1つの存在する.

■解説

中間値の定理において, k=0 のときに相当する.

f a f b <0 ならば, f a f b の符号が異なり,関数 y=f x が閉区間 a,b において連続であると, y=f x のグラフは少なくとも1箇所 x 軸と交差することになる.その交点座標の x の値が方程式 f x =0 の実数解となる.以上の内容を以下に図で示す.

f a >0 f b <0 の場合

f a <0 f b >0 の場合

 

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最終更新日: 2024年5月26日