三角関数は直角三角形を使って定義されている.この直角三角形の各辺に呼び名がある.
直角の角と対向(向き合う)する辺 を斜辺という.
図のように直角でない三角形の内角の一方の角度の大きさを (すなわち をとしている) とすると
・ 角度の角と対向する辺 を対辺(たいへん)
・ 角度の隣にある辺で斜辺でない辺 を隣辺(りんぺん)
という.
三角関数の定義をこの辺の名称を使って表すと,
対辺の長さ | ||
斜辺の長さ | , |
隣辺の長さ | ||
斜辺の長さ | , |
対辺の長さ | |
隣辺の長さ |
となる.斜辺の長さが1のとき, の値は,
対辺の長さ | = | 対辺の長さ | |
斜辺の長さ | 1 |
=対辺の長さ | |
となり,対辺の長さが の値になる.
よって
”人気者の はサインが大変(対辺)だ”
と覚えよう!!
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最終更新日: 2023年3月9日