三角関数を学習する基礎として,斜辺の長さが1である直角三角形を考える.
三角比の定義より,
,
また,
である.よって,
,となる.
すなわち,斜辺の長さを1とすると辺の比が1:sinθ:cosθ となる.θ の値が変化してもこの比を表す式は変わらない.
この三角形の辺の比を用いる.例えば,斜辺ABの長さが2になれば,辺BCの長さは2sinθ,辺ACの長さは2cosθとなる.
斜辺ABの長さが であれば,辺BCの長さは ,辺ACの長さは となる.
更にこの1・サイン・コサイン三角形を用いると簡単に,三角関数の相互関係が理解できる.
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最終更新日: 2018年4月1日