1・サイン・コサイン三角形

1・サイン・コサイン三角形(注意:KIT数学ナビゲーション独特の呼び方)

三角関数を学習する基礎として,斜辺の長さが1である直角三角形を考える.

 三角比の定義より,

sinθ= BC AB cosθ= AC AB

また,

AB=1  

である.よって,

BC = sin θ  , AC=cosθ

となる.

すなわち,斜辺の長さを1とすると辺の比が1:sinθ:cosθ となる.θ の値が変化してもこの比を表す式は変わらない.

この三角形の辺の比を用いる.例えば,斜辺ABの長さが2になれば,辺BCの長さは2sinθ,辺ACの長さは2cosθとなる.

斜辺ABの長さが c であれば,辺BCの長さは csinθ ,辺ACの長さは ccosθ となる.

更にこの1・サイン・コサイン三角形を用いると簡単に,三角関数の相互関係が理解できる.

 

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最終更新日: 2018年4月1日