指数関数 のグラフを原点を中心に 軸方向,および, 方向に拡大した後,平行移動したグラフを表す関数は、一般的に
・・・・・・(1)
ただし,, であるとする.
と表すことができる.(1)のことをKIT数学ナビゲーションでは,指数関数の一般形ということにする.
のグラフを,原点を中心に 軸方向に , 方向に 拡大した後, 軸方向に , 方向に 平行移動したグラフを表す関数は
・・・・・・(2)
となる.この式に関しては,グラフの拡大→グラフの平行移動した関数を参考にするとよい.
(2)を以下のように式変形をする.
(∵ 詳しくはここを参照)
(∵ 詳しくはここを参照)
, , とおくと
となり,(1)が得られる.
のグラフの漸近線 は 軸である.よって, のグラフの漸近線も軸である.
のグラフは のグラフを 方向に 平行移動したものになる.
よって, のグラフの漸近線は
直線
となる.
今度は,極限を使った方法で のグラフの漸近線を求めてみる.
のとき
のとき
,のいずれの場合も,直線 が のグラフの漸近線となる.
ホーム>>カテゴリー別分類>>指数/対数>>指数関数の一般形
最終更新日: 2024年2月8日