点 R が線分 PQ を m:n の比に内分(点 R が線分 PQ 上にあり PR:QR=m:n となる)するとき, OR ⟶ を OP ⟶ = p → , OQ ⟶ = q → を用いて表すと
OR ⟶ = n m+n p → + m m+n q →
となる.
p → , q → はそれぞれ点 P , Q の位置ベクトルになる.
OR ⟶ = OP ⟶ + PR ⟶
= OP ⟶ + m m+n PQ ⟶
= OP ⟶ + m m+n PO ⟶ + OQ ⟶
= OP ⟶ + m m+n − OP ⟶ + OQ ⟶
= 1− m m+n OP ⟶ + m m+n OQ ⟶
= n m+n OP ⟶ + m m+n OQ ⟶
= n m+n p → + m m+n q →
あるいは,線分 OQ 上に点 Q ′ を OP// Q ′ R に成るように,線分 OP 上に点 P′ を OQ// P′ R に成るようにとると
OR ⟶ = OP ′ ⟶ + OQ ′ ⟶
となり,同じ結果になる.(図参照)
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最終更新日 2024年12月9日