図1のグラフを表す関数は
・・・・・・(1)
ただし,
(1)を不定積分すると
不定積分して得られた関数は2次関数になる.
の係数は
で負の値である.よって,グラフは上に凸になる.また,
は不定積分で,いろいろな値をとることができる.上に凸で,軸に平行移動したグラフが複数あるグラフが正解となる.
以上より,答えは3となる.
■別解
不定積分になるので,グラフは無数に存在することになる.図1のグラフの傾きは負の値で一定になっているので,
の増加とともに接線の傾きが減少しているものを選べはよい.
以上より,答えは3となる.