概念問題 解答

微積分学 積分

問題3の解答

図1のグラフを表す関数は

y=ax  ・・・・・・(1)

ただし, a<0

(1)を不定積分すると

ydx = axdx = 1 2 a x 2 +C

不定積分して得られた関数は2次関数になる. x 2 の係数は 1 2 a で負の値である.よって,グラフは上に凸になる.また, C は不定積分で,いろいろな値をとることができる.上に凸で,y軸に平行移動したグラフが複数あるグラフが正解となる.

以上より,答えは3となる.

■別解

不定積分になるので,グラフは無数に存在することになる.図1のグラフの傾きは負の値で一定になっているので, x の増加とともに接線の傾きが減少しているものを選べはよい.

以上より,答えは3となる.