等加速度直線運動の式の導出(積分から求める) (derivation of motion expression by integration)
時刻
t
〔s〕
での位置,速度,加速度をそれぞれ
x(
t
)〔m〕
,
v(
t
)〔m/s〕
,
a(
t
)〔m/
s
2
〕
とする.
物体が等加速度直線運動をしているとき,物体の加速度は一定 (
a=const
)である.
初期条件を用いて積分することで(位置,速度,加速度の関係)任意の時刻
t
〔s〕
での位置
x(
t
)〔m〕
と速度
v(
t
)〔m/s〕
を導出することができる.
初期条件:時刻
t=0 s
での速度を
v(0)=
v
0
〔m/s〕
,位置を
x(0)=
x
0
〔m〕
とする.
(
I
)
速度
v
〔m/s〕
は以下のように積分することで求めることができる.
v=
∫
adt
=at+
C
1
t=0 s
のとき
v=
v
0
〔m/s〕
を上式に代入して
C
1
=
v
0
が得られる.
よって速度
v
〔m/s〕
は
v=
v
0
+at
と表される.
(
II
)
位置
x
〔m〕
は以下のように積分して求めることができる.
x=
∫
vdt
=
v
0
t+
1
2
a
t
2
+
C
2
t=0 s
のとき
x=
x
0
〔m〕
を上式に代入して
C
2
=
x
0
が得られる.
よって位置
x
〔m〕
は
x=
x
0
+
v
0
t+
1
2
a
t
2
と表される.
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学生スタッフ作成
最終更新日:
2018年3月5日
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