次の問題を微分せよ.
y=3⋅5 x 4 −3x
y ′ =3⋅ 5 x 4 −3x ( 4 x 3 −3 )log5
指数関数の底を e に変換してから指数関数の微分の公式より,微分する.
の式を用いる.
また,合成関数の微分の公式を利用して解く.
y=3⋅ 5 x 4 −3x =3⋅ e ( x 4 −3x )log5
u=( x 4 −3x )log5 とおく.
y= e u
y ′ = dy du · du dx
=3 e u ⋅( 4 x 3 −3 )log5
=3 e ( x 4 −3x )log5 ⋅( 4 x 3 −3 )log5
=3⋅ 5 x 4 −3x ⋅( 4 x 3 −3 )log5
( ∵ e ( x 4 −3x )log5 = e log 5 x 4 −3x = 5 x 4 −3x )
の両辺の自然対数をとる.
logy=log3⋅ 5 x 4 −3x
対数の定義より
logy=log3+( x 4 −3x )log5
両辺を x で微分する.
d dx ( logy )= d dx { log3+( x 4 −3x )log5 }
1 y ⋅ d dx =( 4 x 3 −3 )log5
dy dx =y⋅( 4 x 3 −3 )log5=3⋅ 5 x 4 −3x ( 4 x 3 −3 )log5
z=logy
とおく.
d dx ( logy )= dz dx = dz dy ⋅ dy dx = 1 y ⋅ dy dx
z を
z=logy , y= 7 x 3 −x
の合成関数と考えている.
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最終更新日: 2023年10月9日