のグラフはをどのように変形したものか述べよ.またそのグラフを描け.
基本となるグラフを原点を中心に拡大と平行移動することによって描く.
のグラフの場合,基本となるグラフは
である.
関数のグラフを
原点を中心に軸方向に倍,軸方向に 倍した後,軸方向に,軸方向に 平行移動
したグラフを表す関数は
・・・・・・(1)
である.(グラフの拡大→平行移動参照)
題意より,(1)の は
となる.
対数の底を に変換した後,(1)の形になるように式を変形する.
に対応するのは であり,(1)より軸方向の倍率に相当するのはであり,軸方向の平行移動量aに相当するのはとなる.また,に対応するのは であり,(1)より軸方向の倍率に相当するのは であり,軸方向の平行移動量 に相当するのは となる.
したがって,のグラフは,のグラフを
軸方向に倍,軸方向に倍した後,軸方向に,軸方向に平行移動
したものである.したがって,グラフは下図のようになる.
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作成:学生スタッフ
最終更新日: 2023年11月29日