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2階線形同次微分方程式

2階線形同次微分方程式

 ・・・・・・(1)

の2つの解1次独立であれば一般解

  ( は定数)

である.

■参考

微分方程式(1)の3つの解を とする.これら3つの解の1次結合

 

も微分方程式(1)の解となる.

これらの3つの解が1次独立1次従属かを検討する.

 ・・・・・・(2)

とおく.(2)を微分する

 ・・・・・・(3)

(3)を更に微分する

 ・・・・・・(4)

(2),(3),(4)を行列を用いて表すと

 ・・・・・・(5)

となる.

行列式

 ・・・・・・(6)

の解を求める.

が(1)の解であるので

 

 

 

が成り立つ.よって

 

 

 

となる.これらを(5)に代入する

3行目に2行目を 倍して加え,さらに1行目を 倍して加えると

行列式の値が0となる.

よって, の何れかが 0 でなくても(6)が成り立つ.つまり(2)も成り立つ.(ここが参考となる)

したがって1次従属となる.

 

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学生スタッフ作成
最終更新日: 2024年5月17日