2変数関数の極値の証明 (2)
連立方程式
の解
に対して
ならば

は極小値(極大値)

をとる.
■証明
によって定められる局所的な関数
の極値,つまり陰関数の極値を考える.
で極値
をとるとすると
陰関数の微分
より
が極値をもつためには
でなければならない.よって
この等式をみたすためには
でなければならない.
これを
の式に代入すると

%20%20f_{y}^{2}%20%5c(%20a,b%20%20%5c)%20%20%20%20%5chspace{2}}{%5chspace{2}%20f_{y}^{3}%20%5c(%20a,b%20%20%5c)%20%20%20%20%5chspace{2}}%20%20})
%20%20%20%20%5chspace{2}}{%5chspace{2}%20%5chspace{1}{f}_{y}%20%5c(%20a,b%20%20%5c)%20%20%20%20%5chspace{2}}%20%20})
したがって
のとき,極小値
のとき,極大値となる.
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学生スタッフ作成
最終更新日:
2023年1月21日