演習問題
■
力学的エネルギー保存則 1
質量
のある小球を,地上から高さ
の位置で速さ
で鉛直上向きに投げ上げた.
ただし,重力加速度の大きさを
として,空気抵抗は無視できるものとする.また,地上を位置エネルギーの基準とする.
■
力学的エネルギー保存則 2
下図に示すように,水平な床に固定された台の滑らかな上面の点において,小球を静かに放す.小球は点を通過後,点に達して飛び出した.点,,での床からの高さは,それぞれ
,
,
である.重力加速度の大きさを
とし,空気の影響は無視できるものとする.以下の問に答えよ.
■
万有引力によるポテンシャルエネルギー
図のように地球表面(地表)から距離
の高さまで質量
の物体を引き上げることを考える.ここで,地球を質量
,半径
の球とみなす.距離
だけ離れた,質量
,
の2つの物体の間には大きさ
■
鉛直投げ上げ運動
図のように,質量
の小球を,地上の原点Oから高さ
の位置から,鉛直上向きに速さ
で投げ上げた.ここで,鉛直上向きを
軸の正の向きとする.ただし,重力加速度の大きさを
として,空気抵抗は無視する.
■
ある高度からの斜方投射
図のように,質量
の小球を,地上から高さ
のところから,水平面から角度
の方向に,速さ
で斜方投射した.ただし,重力加速度の大きさを
として,空気抵抗は無視する.
■
銃弾を撃ち込まれた金属球
天井に質量
の鉛でできた金属球が,長さ
の軽い糸でぶら下げられ,静止している.質量
の鉛の銃弾が速さ
で水平に飛んできて金属球にめり込み,金属球と銃弾は一体となって運動した.
その後,糸が垂直から
の角度になったとき,金属球は最高到達地点に達し,一瞬静止した.この間,糸がたるむことはないものとする.また,重力加速度の大きさを
とする.