全微分の定義
2変数関数
が領域
の
で全微分可能であれば,
・・・・・・(1)
(ただし,
ならば
)
と表わすことができる.
の変化が微小で,それそれ
,
と表わせるとき(微分形式を参照),
(1)の右辺の
の値は,右辺の他の部分
の値に比べ微小となり,右辺の値は
が主要なものとなる.
この
の
を
,
を
に置き換えた
ものを
の
における全微分といい
または,
で表わす.すなわち,
となる.
の
における全微分は,
となる.
【参考文献】 水野克彦 「基礎課程 解析学」,学術図書出版
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最終更新日:
2023年1月21日