のグラフ
は,反比例の基本形として使われることが多い.
グラフは以下のようになる.
,が漸近線である.
■関連動画
■特徴
のグラフは,
,
が焦点,
軸と
軸
が漸近線となる
双曲線である.
●確認方法1
関数
のグラフ上の点
の座標を
とする。
より,点
の座標は,
と書き換えることができる.
点
を点
,点
を点
とする.
双曲線の定義より
=一定 ・・・・・・(1)
であれば,関数
のグラフは双曲線である.
・・・・・・(2)
よって,(1)を満たしており,
のグラフは双曲線である.
●確認方法2
関数
のグラフ上の点
の座標を
とする。関数
のグラフを原点を中心に,時計回りに45°回転させたグラフを青線で示す.点が回転により移った先を点
とし,その座標を
とする.
と
の関係を回転行列を使って表すと
よって
・・・・・・(3)
・・・・・・(4)
となる.
点が関数
のグラフ上の点より
・・・・・・(5)
の関係がある.(5)に(4),(3)を代入すし,整理する.
・・・・・・(6)
の関係がえられる.この方程式は,双曲線の方程式になっていおり,青線は双曲線であることが分かる.したがって,回転移動させる前のグラフも双曲線になる.
ホーム>>
カテゴリー分類>>
関数>>
のグラフ
学生スタッフ作成
最終更新日:
2024年5月22日