概念問題 解答

微積分学 微分方程式

問題3の解答

図のグラフを表す関数は,頂点が x 軸上の正の部分にある上に凸の2次関数である.この関数を式で表すと

x=a t 2 +b a<0 b>0  ・・・・・・(1)

となる.(1)をt で微分すると

dx dt =2at  ・・・・・・(2)

となる.(2)は小球の速度を表す式になる.

(2)をさらに t で微分すると

d 2 x d t 2 =2a  ・・・・・・(3)

となる.(3)は小球の加速度を表す式になる.

小球に働く力 F (力の正の方向は x 軸の正の方向になる)は,小球の質量×加速度より,小球の質量を m とすると

F=2am<0

以上より,答えは4となる.