図のグラフを表す関数は,頂点が x 軸上の正の部分にある上に凸の2次関数である.この関数を式で表すと
x=a t 2 +b , a<0 , b>0 ・・・・・・(1)
dx dt =2at ・・・・・・(2)
となる.(2)は小球の速度を表す式になる.
(2)をさらに t で微分すると
d 2 x d t 2 =2a ・・・・・・(3)
となる.(3)は小球の加速度を表す式になる.
小球に働く力 F (力の正の方向は x 軸の正の方向になる)は,小球の質量×加速度より,小球の質量を m とすると
F=2am<0
以上より,答えは4となる.